私が服を買うときに気を付けている事。

ひとりごと

前回のおさらい

以前こんな服の話を書きました。

【シンプル・定番・経済的】コンサバ定番服のすすめ!
コンサバ=コンサバティブ=保守的。です。ある程度の年齢になってくると、あまりにラフな、カジュアルな服装は、なんだか浮いて似合わなくなってきます。

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ハンガーにかけた洋服
mohamed1982eg_pixabay

要は、選択肢があり過ぎて選ぶのも大変なので、全て自分のこだわりの好きな物にしなくちゃ!と頑張りすぎないで良いのでは?という事だったのです。

①ファッションへの情熱がそんなに無い and 自分のファッションセンスの無さを自覚している(経験を経て自覚した)人。
好きな服をたまたま見つけたらラッキー。それはそれで使い、他の物は自分のファッションセンスを思い知ってるので悪あがきせず、そこそこの品質・値段を保持してるブランドやお店を脳内にストックしておいてそこで難なく購入。

②オシャレでファッションセンスのある人。
スーツは絶対あのブランド!というこだわりがあったとして、スーツはそのブランドが好きなのだからそこで買う。けれど、ワイシャツ・靴下・等はこだわりが無いのであれば、品質・値段等のバランスで納得いくブランドやお店を、定番として頭の中にストックしておいて、必要な時に迷いなく購入。

 

と、こんな感じだと、毎度毎度「どこで買おう~」と悩まなくて楽なのでは?という様な事が言いたかったのです。

 

もっと言うと、楽しく苦労できる事(絶対こだわりのある服を選ぶ)と、やっつけでもやらないといけない事(毎日服を着ないといけない)を分けて、後者は無駄に時間や労力を費やさないで済む様にしよう。という話でした。

 

 

さて、今回の服の話は、打って変わって(?)自分がン十年生きてきて、服選びで失敗してきたこと・ここを気を付けようと思った事を書きたいと思います。

服は、重さ・肌触り・扱いの簡単さ・そして色!

結論:色々と面倒な服は結局着なくなる

 

今まで失敗した実例を挙げていきます。

重い服

特に、冬物やコートでありがちです。買うときはテンションが上がっているため、重いという事に意外と気づかないものです。

 

私の実例

若かりし頃、軍物のロングコートを買いました。かっこよくて、安っぽくないのに値段も手ごろ。売り場ですっかり気に入りました。

ウールのみっしり詰まった防寒がっちりの軍物ロングコート。買って帰って着てみると、、、、、、激重!!

めちゃめちゃに重かったのです。2~3キロ(もっとかも)あったと思います。

もちろん、買う前に売り場で試着もしました。けれどその時は本当に全く重たいとは思いませんでした。

結局、そのコートは重すぎて実際着て出かけたのは、ほんとうに1回とか。でした。

 

激重軍物ウールコートの末路

そのコートは実家のクローゼットの肥やしとなり、長らく日陰者として過ごしました。

十年以上たったころ、捨てるのはもったいないと、わざわざ東京に持ち帰り、リサイクルショップに持って行きました。しかし、古いから買い取れないと言われ、ドンドンダウンオンウェンズディという、重さでも買い取りをしてくれるリサイクルショップに持って行き、数十円で買い取られていきました。

ドンドンダウンオンウェンズディ参照
http://www.suiswimy.com/recycle-huku

今は外国かどこか輸出されて誰か着てるかな。それとも切り刻まれてウエスにでもなっているかしら。と思います。

 

敗因

思い出してみると、まず①私が若く、何に関しても経験値が少なかった。②一人で買い物に行っていた。事かなと思います。

一人で買い物に行くと気楽ですが、周りで似合う似合わない・試着しろとかヤイヤイ言ってくれる人がいないのです。

更に試着など始めると、店員さんが寄ってくるので、経験値の少ない若い人ほど「買わないと悪い」とか店員さんのペースに巻き込まれます。

私の時は店員さんもガンガン勧めてきた感じでは無かったけれど、やっぱり「早く決めよう」とか、気持ちがフワフワしてしまったのはあったと思います。もし家族や友達が一緒だったら、冷静になれて重さに気づいたかもしれません。

これで失敗する人は、経験値の少ない若くて元気な人が多そうです。
洋服の「重さ」は意外と気付かないようです。買うときは、思い出して意識してみてくださいね。

 

肌触りの悪い服

着ると肌が荒れたり、そこまでいかなくてもゴワゴワしたり、不快に感じて気持ちの良くない服のことです。

これは人によって許容範囲がだいぶ違うと思います。

気にならない人はどんな素材でも着て良いです。

ただ、周りと同じものを着ていても肌がチクチクして赤くなるとか、家族が買ってくるものを着ていると痒いとか、そういう方は、周りと違って自分は肌が敏感なんだと意識して気を付けた方が良いです。

私はややアトピーです。調子の悪いときは段ボールや服で擦れても発疹ができたりします。

そんな私にとっては、セーターやいわゆる学校のジャージみたいなのも肌触り悪い部類に入ります。

肌が弱い人は無理せず、参考にして頂いたら幸いです。

 

以下、私が苦手な服と工夫して着る方法。

 

セーター

セーターはアクリルに限らず、ウールでもチクチクしてだめです。

昔はファッション誌なども読んで、「大きいゲージのざっくりセーター」とか、「クリスマスカラーのセーター」とか、素敵だなあと、自分で服を買うようになってからも買ったりしていました。が、今は1枚も持っていません。素敵だけど自分では着れない服と今は思っています。

 

カーディガン

似た素材でもカーディガンは着ます。やっぱり綿などに無い、軽くて暖かい特性があるからです。

セーターは大概丸首なので、直接肌にどうしても触れますが、カーディガンは丸首でも前を開けておけばいいし、Vネックの物であれば前を閉じても気になりません。カーディガンに直接素肌が触れないように、インナーを着ていればいいので、カーディガンは活用しています。

カーディガンでもチクチクしてダメな日や、蒸れるときは、簡単に脱ぐ事が出来るのも良いところです。

やっぱり寒いときには綿の物だけでは厳しいと思います。セーターは首回りなど肌に触れやすい部分が多いですが、似た特性のカーディガンは、工夫して着れば恩恵を受けられる。という話でした。

 

ウールのコート

ウールのコートも今は全然買いません。ウールはセーターだと軽いですが、コートだとみっしりなのでそれなり重さもあります。

それに防寒を高めようとすると首回りが詰まってくるので、どうしてもウール部分が肌に直接触れてチクチクします。首回りが詰まってないと肌触りは気にならなくなりますが、防寒性が落ちるので、コートの本来の目的から離れます。

よってウール素材のコートは全く選ばなくなりました。

 

ジャージ

ジャージ素材の事ではなく、いわゆる学校のジャージみたいなジャージです。

ジャージに関しては、ブルマとか短パンも、全部苦手です。あれも直接触れなければ良いけれど、ブルマも短パンも直接触れる部分があるので、ゴワゴワするし汗を吸わないし、苦手でした。

ああいう学校のジャージみたいなのを、部屋着や寝間着にしてる人も良くいるので、平気な人は平気なのでしょうが、私は蒸れるし苦手です。

 

大事なのは個々の素材・商品を触って吟味する事。

化繊が苦手と言っても、素材もそれぞれなので、化繊でも肌触りもよく・蒸れず、着れる物もたくさんあります。

逆に、綿だったら全部大丈夫なわけでもなく、夏向きのシャリシャリした素材等は肌がこすれて刺激になる物もあります。

なので、化繊だから全部だめとか、綿は全部良いというわけではなく、買うときは着た時を意識しながらしっかり触って買うようにしています。

触るのは表面だけでなく実際肌が触れる裏側もしっかりチェックします。素材がサラサラ気持ち良くても、ラベル・タグ・縫い目・ロックミシンの部分・折り返しの部分等が刺激になる物もあります。

大人になると自分で着る物を選べるようになり、経験から着れる着れないが分かるようになります。

一方、子供は自分で選べないので、「自分の肌は丈夫だけど子供がアトピー」とか、そういう親御さんは意識して気を付けて欲しいところかなと思います。

 

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取り扱いが面倒な服

アイロン掛けしないと着れない服、必ず手洗いしないといけない繊細な服、などです。

今は全然ありませんが、若いころなどは異素材使いの奇抜なアイテムなど、どうやって手持ちの物に合わせるかも考えずに一目惚れで買ったことはあります。そういうのは洗うにも洗えなかったり、その後扱いに苦しみました。これは分かりやすい取り扱いの面倒な物ですね。

そして、現在の事を考えてみると、最近はなかなか手洗いとかしません。クリーニングも出しません。せいぜいスーツくらいです。

私の場合、アイロン掛けはたまーにしますが、スーツの中に着るワイシャツの様な物でも、アイロン掛けしなくても済むような物を買う時から選んでます。考えてみると。
化繊のてれんてれんの生地のとか。

周りを見ても、昔ほどせっせとワイシャツや制服などにアイロンかける事って無くなってるように感じます。

ダウンコートやウールのカーディガンなども、昔は真面目にクリーニングに出したり、最低でも手洗いしてた記憶ですが、今はほとんど洗濯機で洗ってしまってます。自己判断で大丈夫そうなのは洗ってしまいます。そもそも買う時も、家で洗えるか考えて買うようになりました。

昔は洋服も高かったし、コートなどはシーズン終わりにクリーニングに出すのが普通でした。今は洋服も安くなり、それに対してクリーニング代も高く思われて、それなら家で洗おうとなって(しかも洗濯機)、それで何とかしのげちゃってるという感じです。

服に限らず、手入れに手間暇かけるのが惜しくない程、大切な物を持てるのも素敵だと思います。

私も安い服だからと、決して乱暴に扱ったりしていないし、結構長く着るのですが、、、昔の様な物への敬意のようなものは無くなってきてるかもしれません。

余談ですが、ダウンがこの数年冬物コートで断トツ伸びているのは、ユニクロが安いものを出した事がまずありますが、意外と扱いが簡単だったからかなと思います。

結構洗濯機でも洗えてしまうし、ウールのコートなどと違い型崩れもしにくい、さらにナイロン製の物が多く、表面がサラサラで花粉も付きにくく、極めつけは軽い。

家で洗えることによって、小まめに洗えて、清潔を保てるのは気持ちがいいです。

欠点と言えば、どうしてもカジュアル寄りで完全にフォーマルな場所には合わない事くらいでしょうか。

・・というわけで、取り扱いが面倒な服はそもそも売り場にも少なくなってきているのでは?という結論に至りました。

世の中が手軽で早くて節約志向になってる一端かな。と思います。

 

暗い色・明るい色

(※ここで言う暗い色は黒・濃茶・カーキ等です。明るい色はベージュ・水色などとにかく薄い色です。)

洋服は好みだし、色も好きな物を選べばいいと思います。

ただどちらかで迷ったら、明るい色の服の方が良いと思います。

特に、30代以上・冬物・コート・面積が大きい服・長時間着る物・着る頻度が高い服

は、暗い色より明るい色を意識的に選んだ方が良いと思います。

以下、理由です。

 

30代以上

あまり歳行ってピンクとかもきついですが^^;

①実感として、うまく言えませんが、年齢が上がっていってあまりセンスもないと、暗い色の方が着こなしが難しくて、失敗する事が多い気がします。明るい色の方がよほど失敗が少なくて着るのが簡単です。

②年相応のファッションを探すようになるのでしょうが、30代40代くらいだと、明るい色の服だとまだまだ若々しく見えるのに、暗い色の服を着ると一気にふける気がします。

③若い頃と似合う色が変わる。特に黒など。それをそのまま30代でも着ていると似合わなくなる。という理由です。
年齢を重ねてくると、特に黒色は着こなすのが難しくなると言います。
確かに、肌も衰えはくるので、顔色もどんより見えてしまったりします。黒は代表なのでしょう。着こなすのにテクニックやセンスが必要になるのかな。と思います。

 

冬物・コート

冬物として売られる服に暗い色が多いのか、人が冬物には暗い色を求めるのか。

どちらかわかりませんが冬服は色の濃い・暗い色の物が多いです。なぜなのか、大人になってしみじみ不思議です。

近場のショッピングセンターの服売り場を見渡すと、秋冬はぐっと落ち着くというか、重い色になります。

冬は、空も曇天続きでどんより暗かったりします。だったら、明るい色の服を着た方が気持ちも少しは晴れ晴れするのでは。と思います。

実際、冬に明るい色の服やコートを着てる人がいると、周りが暗い色のせいもあって、パッと目立って目が行ったりします。

どんよりしがちな冬こそ、明るい色を着ると、自分も周りも少しは明るくなるのでは。と思います。

 

面積が大きい服・長時間着る物・着る頻度が高い物

これも、せっかくなら明るい色を着た方が雰囲気が明るくなって良いのでは。という理由です。

 

命も救う!明るい色の服!!

ここでどなた様にでも共通するであろう、色の明るい服を選ぶ合理的な理由を書きたいと思います。

それはずばり、交通においての安全面です。

昔から葬式帰りは事故にあいやすいと言います。喪服は真っ黒だからです。

特に車に乗る人はわかると思いますが、夜の歩行者や自転車は本当に見えにくいです。最近は反射材の付いたタスキもありますが、服が黒いとほんとに見えません。

残念ながら人間の脳は、反射材が見えても直ぐには人間と認識しない事も多いのだと思います。

それが白いコートでも着てようものなら、人間の形が動くわけで、その方が反射材よりよほど早く人間だと認識できます。

明るい色の服は命さえも守ってくれるのです。これが明るい服を選ぶ大きな理由です。(特にコートや上着。)

徒歩や自転車に乗っていても、暗闇から突然人が現れて(突然現れたように見えて)びっくりすることあります。

本人は黒ずくめだったりするのですが、本人は周りから見えにくいという事が分かって無い事も多いのだろうな。と思います。

周りが気付かずぶつかったり、加害者にさせる危険を与えないためにも、暗いところを歩くときは気にしないといけないと思います。

明るい色の服は自分の周りの人間も守るとも言えますね。

 

※暗い色・明るい色の脱線※

服は自分のためだけでなく、周りのためにも着るもの。としみじみ思います。

服は「人から見た自分」を作る物の中の大きな一つで、極めて社会的なものだと思います。

自分がどんな姿をしていても、自分自身が自分の姿を見ることは、実はあまり無くて、周りの方が自分の姿を客観的に頻繁に見ているのだなあと、最近よく思います。

いつも不機嫌な人がいて、不機嫌な顔をしていても、その人の視点は不機嫌顔の自分の中から外へです。本人は実際不機嫌な自分の顔をほとんど見ません。せいぜい鏡を見たときです。

新婚時は配偶者の前でちゃんと服を着ていたのに、暑いとかで下着で動き回るのも、本人には自分の目の位置からの自分の姿しか見えないけれど、配偶者からは全身よく見えて、幻滅したり不快に思ったりするのも同じ事でしょう^^;

自分の姿をよく見てるのは周りにいる人たちなのです。否応なく見えてしまうとも言えるのでしょう。

不機嫌顔が良くないのも、下着姿でウロウロが良くないのも、自分のためでもありますがそれ以上に周りのためでもあります。

服も同じと思います。好きな服を着つつ、その服を着たら周りにどう見えるのかというのを、考えるのも大切だなあと思います。もちろん、気にしすぎるのも良くないですが。

安全性に関しては我ながらもっともです^^;ほんと、上の不機嫌顔・下着でウロウロと反対になるのですが、これは「見えない」んですよね。でも黒づくめの人は「見えてる」と思っているんですね。

人は自分に都合よく考えやすいとこがありますね。書いてて、私も気を付けよう。と思いました。

 

実際のところ私が持ってる服

 

色々書いてますが、実際は上記で言うところの「ダメ服」もまだ結構持ってます^^;

取り扱いが面倒な物や、肌触りの悪いものはもう残っていませんが、黒い服・色の濃い服は10年以上前の服もまだまだ現役なので、多く持ってます。実際着ることも多いです^^;

新しく買う物は明るい色を意識して買ってます。特にスカートなどボトム類は明るい色を買うように意識しています。面積が大きいのもあるし、昔買って持っているものが黒っぽいのばかりなので。今は明るい色の物ばかり買っています。

ちなみにコートはベージュのダウンです。4年ほど前ですが、コートって暗い色が多いなあと思い、意識して明るい色の物を買いました。やっぱり暗い色の物より、ホコリも気にしなくていいし、気分も軽いです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

ライトに楽しい文章を書くつもりが、結構くそ真面目に長文を書いてしまいました。

 

何か面倒くさいと感じる服はきっと着なくなりますよ・経験値が少ないうちはダメ出ししてもらうため&店員さんに負けないため友達や家族と買い物行くのも良いでしょうという話でした~(^^;

 

 

おまけ☆

最近買った服はこれです。
ニットプリーツスカート
ニットプリーツスカート2
earth music&ecology(アースミュージックアンドエコロジー)のものです。Amazonで買いました(写真のグレーは売り切れ)。セールの時だったので1292円でした。Amazonでもセールだと店頭と同等か、それ以上に安かったりします。その後店頭のセール時に確認しましたが、店頭のセールよりちょっぴり安く購入できました。

お店が周辺になく、最近は通販で買う事が増えました。通販だとブランドでも偽物が気になりますが、これは本物と思います。

ウエストゴムで楽で、やさしい色でいい感じです。プリーツは取れたら取れたで、着ていきます☆

 

 

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普段時計をしない私ですが、旅行の時などは持ち歩きます。そんなときにここ10年程使っている時計があります。

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